イナダマリン Garmin(ガーミン) GPS魚探の紹介(DGPS)

Garmin(ガーミン)のGPS魚探はすべてDGPSです。購入から使い方まで

Garmin(ガーミン)の魚探テクノロジーについて

Garmin(ガーミン)の魚群探知機の特長

■CHIRP(チャープ)とは?

CHIRPはCompressed High-Intensity Radiated Pulseの頭文字です。直訳すると「圧縮された高強度放射パルス」となります。これは軍事探査や水産資源計量探査でのみ使われてきた、最高のソナーテクノロジーです。

 

機能は、周波数を可変させて連続波を圧縮発射します。

単純で大まかな説明となりますが、(微妙に言葉のニュアンスが異なるかも知れません)
標準的なソナーでは断続的に音波を発信しその反射を受信すします。
CHIRPソナーは連続的に周波数の異なる音波を発信しその反射を受信します。
要するに今まで以上に細かく音波を発信し受信することにより詳細な情報を得ることができるので今まで映りにくかったものが表示されやすくなるようです。
(CHIRPソナーはブロードバンドソナーの進化・発展版)

 

標準的なソナーのイメージ
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CHIRPソナーのイメージ
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■ガーミンは全機種CHIRP発信

ガーミンはCHIRP振動子を自社開発できて、すべてのダウンビュー・サイドビューもCHIRP発信できる唯一のメーカーです。HI-WIDE CHIRPを初めて市販化しました。1kW CHIRP発振回路内蔵モデルもあります。追加3kW発信回路GD26使用で3000mの深海探査も可能です。

■CHIRPの優位性

【高解像度】
目標認識解像度の向上によって、1匹1匹の小魚を見分けることができます。

【情報量】
広帯域連続波は、イカやタチウオという弱い反射のターゲットも表示します。

【高出力】
定格出力1kWのLO CHIRPは8kWのアナログ魚探と同等の探査推進を誇り1500mの海底を確実に捉えて分析可能な強い反射を得ます。

【長距離深度探査】
ダウンビュー・サイドビューで使用される800~260kHzの高周波は減衰が早く100mを越える水深での探査は不可能とされていました。ガーミン サイドビュー・ダウンビューはCHIRP発信で水平450m、深度300mの探査能力を獲得しています。

【マルチ周波数】
CHIRP発振回路とCHIRP振動子を組み合わせた時だけできるマルチ周波数発信HI-WIDE240-150/MID160-80/LO60-30kHzの中から任意の6周波数を選んで設定可能です。